ども、はじめまして。
そして、こんばんは。
しんまいです。
戦国IXA(イクサ)で
2021年2月16日に
追加武将カードが発表されたのですが、
その中の一人
アルメイダっていう、
戦国武将をごぞんじですか?
戦後武将?
この当時の外国人は、
ほぼ宣教師ですやん。
ワタクシしんまいは、
この名前は、
ゲーム『信長の野望』でしか
見たことありましたでした。
そんなレベルだったので、
調べてみました(^-^;
目次
アルメイダってだれ?
正しくは
ルイス・デ・アルメイダ、
ポルトガル人です。
生年は、不明ですが、
1546年に
ポルトガル王室から
外科医師の免許状を
取得してるそうです。
1546年なのでジョアン3世の治世かと。
このジョアン3世が、
イエズス会に
植民地における
キリスト教の布教を
勧めるための宣教師を依頼。
すると、
イエズス会から
フランシスコ・ザビエルらが
推挙されてきたという経緯があります。
それが、
のちに日本への布教の遠因
となります。
しかし、
アルメイダは、
商人として、
インドのゴアで
貿易業を営んでいました。
ゴア-マカオ間の貿易で
大成功を収め、
巨万の富を得た
と言われています。
イエズス会宣教師の
ルイス・フロイスが
著書の『日本史』で
アルメイダについて
「1552年に貿易目的で
肥前国の平戸に来日」
と書いていますが、
間違えで、
正しくは
「1555年に平戸に来日」
らしいですよ。
ちなみにフロイスは、1563年に来日。
アルメイダより8年も後じゃん!!
古参宣教師による
1555年9月の
国王あての報告書には
「アルメイダが、
豊後(現:大分県)にとどまる」
と書いています。
いつ頃からカトリック信仰に
目覚めていったのかは、
わかりません。
しかし、先ほどの報告書には
「イエズス会で修行…」
と書いてあったので、
この前かもしれませんね。
1555年には
アルメイダは、
私財を投じて育児院を開設し、
そこでは2頭の牛を飼って、
貧しい子供たちに
牛乳を飲ませていた
と言われています。
そして、
1557年には
大友宗麟(おおとも そうりん)の
許可を得て、
府内(現:大分市)に
日本初の西洋式病院
を建てました。
診療科目は、
外科、内科、ハンセン病科
でした。
ちなみに、標榜科って専門でなくても
名乗れるって知ってました?
しかも、
日本初の外科手術が行われ、
ほかにも、
食事療法の生活指導や
巡回治療も行っており、
その評判は、
九州だけでなく、
遠方にまで
広まっていたそうです。
そして、
日本初の医学校も
併設していました。
加えて、
ハンセン病病棟も備えており、
これはアジア初になるそうです。
また府内には
キリスト教徒の互助組織
「ミゼリコルディア
(憐れみ(の聖なる家))の意」を
発足させています。
ミゼリコルディアでは、
病人の看護だけでなく、
貧しい家族の援助や
葬式の手配に至るまで、
ボランティアで活動していました。
このようなミゼリコルディアは
ポルトガル入植地には
必ずと言っていいほど、
存在していたそうですよ。
1561年からは、
布教活動に専念し、
マカオで司祭になってから、
再び来日し、
1583年天草で死去しました。
大分市には、
そんなアルメイダを顕彰して
アルメイダ病院があります。
戦国IXAにおけるアルメイダの初期ステータス
カードNo.2792
レア度: 極
コスト: 0(間違いだと思うのですが)
HP: 5
指揮兵数: 1
兵法: 600 (LvUp加算量: 3)
攻撃力: 450 (LvUp加算量: 1)
防御力: 450 (LvUp加算量: 1)
槍兵統率: C
弓兵統率: C
騎馬統率: C
兵器統率: C
スキル名: 憐みの聖家
作家名: 平坂康也
まとめ
アルメイダは、
ポルトガル人
イエズス会宣教師でしたね。
しかも、
外科医でもあり商人。
そして、
日本初の西洋病院を
設立した方でしたね。
日本の歴史には、
結構重要な人物なので、
ちょこちょこ文献にも
出てきます。
だけど、
本場ヨーロッパでは、
ほとんど資料が残っていない
宣教師でもあります。
ワタクシしんまい
の文章を
最後まで
お読みいただき
ありがとうございました。